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医療機器である生体情報モニターのマウント

一般的なモニターアームというとVESA規格を持ったITモニター用のアームのことを意味します。

 

しかし、病院で使用されるモニターアームアームはITモニターをマウントするだけではないんです。

 

病院では、生体情報モニターという心電図・心拍数、血圧、体温といった患者のバイタルサインを監視し、異常があった際にはアラームを鳴らす医療機器が使用されています。多くの場合、生体情報モニタベットサイドや手術室などでモニターアームを使用してマウントされるのです。

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医療機器である生体情報モニターのマウントで注意しなくてはいけないのが、VESA規格のような統一した規格がないため、メーカーや機種によって、マウントスタイルが異なる点です。

例えば、大手メーカーであるGEヘルスケアの場合、多くの機種でモニターの底面を右の写真にあるプランジャープレートという受けにスライドさせて固定します。

このプランジャープレートはスライドさせていくと、プランジャーと呼ばれるピンで自動的にロックがかかりますが、ピンを意図的に下に引かないとロックが解除されない、という安全性にプラスして、モニター自体をアームにねじ止めする必要がなく、取付・取外がしやすいという利点もあるため、GE以外の

日本光電、フクダ電子、などでも採用されています。日本光電やフクダ電子などは、専用のアダプタープレートをモニターの底面に取付け、そのプレートをプランジャープレートにスライドさせます。


生体情報モニターメーカーの最大手メーカーのひとつであるフィリップスのモニターのほとんどの多くには、底面に穴が開いています。この穴にテーブルトップマウントと呼ばれる2つの突起物からなるアダプタを差し込むとロックがかかる独自の機構を持っています。このため、フィリップス用のモニターアームの先端にはテーブルトップマウントを取付ける為のねじ穴だけを開けただけの平面の板になります。


このように生体情報モニターは、マウントの機構が統一されておらず、

独自の機構を採用したり、VESAを採用したりとメーカー・機種によって

異なります。そのため、医療用、医療機器用のモニターアームは

それぞれの機構に対応できるブラケットを持ち標準のアームに取付け

使用できるものでないといけません。


ICWUSAでは、上記のフィリップス、GE(プランジャープレート)をはじめ、

多くの生体情報モニターに対応可能なブラケットを用意しており、それらを

代表的なアームにセットして使用していただくことが可能です。

 

VESA規格はもちろん、それ以外の生体情報モニターにも幅広く対応できる

ICWUSAのモニターアームはまさに病院用、医療用のモニターアームです。