ICWUSAのガススプリング内蔵タイプで最も代表的なアームがUL180シリーズです。
欧米で高い評価を受けている理由のひとつが、その可動域の広さです。
下のUL180シリーズアーム延長アームタイプ、キーボードトレイ付きで確認してみましょう。
麻酔器に日本光電製生体情報モニターアームを設置した例
可動域が広いことで、コンパクトに折りたたみが可能
上のカタログデータをご覧ください。
・コアアームは上下にそれぞれ最大90°(垂直状態)
・コアアーム-延長アームの関節部は最大360°
・アームの付け根の部分は最大180°
といったように、このタイプではおそらく業界トップクラスの可動域を持っている、
と言えるでしょう。
上下に垂直に移動できるとより高いところ、低いところにディスプレイを移動できる、
コアアームがより広い範囲でスウィーベルすると1つのディスプレイを対面で確認できる、
それぞれの関節の可動域が十分あるとより少ないスペースで折り畳むことができ省スペース化につながる、
などのメリットがあります。
特に日本の病院・クリニックは欧米に比べスペースが限られている、と言われていますので、
ディスプレイの複数での使用、よりコンパクトな収納、といった点でICWUSAのモニターアームは
米国製ではありますが、日本でよりご使用いただきたい製品です。
最後に、アームが可動しすぎると周囲の他の機器との干渉が心配、という方のために、
ICWUSAのモニターアームには標準で可動域を制限するストッパーが標準装備されています。