画像はおそらく、以前、少し触れさせていただきましたPES(Patient Entertainment system)、患者向けエンターテイメントシステムのための
ディスプレイを設置するためにICWUSAのモニターアームがカウンターに
設置された米国での例だと思います。
病室のベットやデンタルクリニックの診察台の上でテレビ・映画・ネットなどを患者さんが楽しめる、というのが、PESですが、天井、デスクなどモニターアームが固定される場所は、その施設によって様々だと思いますが、そのような用途で使用されるモニターアームの要件としては、安全性のほかに
・固定場所から届くだけの長さ、
・患者さんが見える角度にディスプレイを向ける可動域
・機器や人の移動の妨げにならない収納
になると思います。
画像のタイプはICWUSAの製品の中では、基本的なガススプリングが内蔵していないTitanシリーズになりますが、長さは100㎝以上リーチするタイプを選択していただくことが可能です。
また、先端のディスプレイ部の支柱は画像にあるものとは違いますが、最新のタイプですと、360°回転しますので、患者さんのほうに向けることができます。
(Titanシリーズのディスプレイ・キーボードマウント壁取付タイプのイメージご参照ください)
収納に関しては、アームを折り畳んだ画像をご覧いただければ
省スペース性はご理解いただけると思います。
患者さん向けのディスプレイの設置は今後、病院・デンタルクリニックなどで増えていくと思いますが、モニターアームを選択される場合は、
・安全性
・可動性
・長さ(設置場所からの到達距離)
・収納性
といった点をぜひご確認ください。
*Titanシリーズの壁取付用モニターアームの可動域と到達距離