病院や歯科医院など機器が数多く置かれている環境で
生体情報モニターやITディスプレイを設置する際に
注意する必要があるのが、周辺機器との干渉(接触)です。
その際に、有効なのがモニターアームに延長アームが付いたタイプです。
ICWUSAの場合、
AS1=約15㎝
A1=約27㎝
の延長アームが用意されています。
このアームを使用することで、モニター/ディスプレイの位置調整の自由度が増します。
添付した画像の例の場合、医療機器である麻酔器に日本光電製の生体情報モニターライフスコープG9をガススプリング内蔵のUL180シリーズモニターアームで設置しているのですが、コアアームだけの場合、麻酔器の側面と干渉してしまう恐れがあります。そのため、延長付きのタイプを選択して、モニター及びポールに取り付けているBSM1700(小さいほうのモニター)を麻酔器側面から逃がしています。
干渉については、病院での医療機器周辺だけでなく、工場などの産業施設や教育機関でご使用いただく場合でも重要です。
ICWUSAではアームの長さのバリエーションで、干渉を避ける方法も提案しています。この点については、また、別の機会で触れさせていただきます。