前回の続きです。
前回はドレーゲル製麻酔器のサイドにあるスリットにICWのアームを取り付けるためのキットがある、
ということを触れさせていただきました。
今回は日本光電のモニタを搭載しているアームに関してです。
麻酔器でよく使用されるUL180/182シリーズは、ICW製品の中でも最も人気があるシリーズです。
人気の理由のひとつが可動域の広さです。
一般的なガススプリング内蔵の昇降式アームの場合、上下に45度程度までしか可動域がないのですが、
ICWのUl180/182シリーズの場合は、上下にそれぞれほぼ90度可動します(右上の画像をご参照ください)
この可動域のおかげでより適切なポジションでのモニター・ディスプレイの設置が可能になります。
今回の設置事例のように、アームを固定する位置は低くなってしまうが、モニターはより高く設置したい
といった場合に特にこの点は重要になります。
次回もさらにこの画像に関して触れていきたいと思います。
関連動画